뼛속까지 ~이다/根っから(の)~だ

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뼛속까지 ~이다/根っから(の)~だ
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韓国語で「뼛속까지 ~이다」という表現があります。直訳すると『骨の髄まで~だ』です。意味も同じです。뼈 (骨)+속 (中)+까지 (まで)の形ですが「뼈」と「속」の複合名詞になってサイシオッ現象 (사이시옷 현상)が起きて「뼛속」になりました。

サイシオッ現象(사이시옷현상)とは?

『骨の髄まで』は2つの意味がありますよね。

  1. 身体の中心まで。
  2. 骨の髄まで届くほど徹底的に。心の深層部や奥まで。

1番の意味は全く同じ意味です。
2番もほぼ同じですが微妙に違うかもしれません。

私がはっきり言えない理由は『骨の髄まで』の正確な意味が分からないからでもあります。

だったら書くな!とは言わないでください(笑)

2番の場合、私からみたら「뼛속까지」を『骨の髄まで』と訳するのはどうしてもニュアンス的にちょっと重い感じになってしまうのです。どちらかというと『根っから(の)』に一番近いのではないかと思います。

使い方は『뼛속까지+名詞(ひと)다.』です。

もし見かけた文章が名詞ではなかったら辞書の1の意味で解釈してください。名詞の部分に何が入るかによって良し悪しを判断しますがその数は限られています。なので日常で使うことも非常に少ないと思います。

使い方1。職人さん、専門職の人に使う

これはプラス的なイメージで最高の褒め言葉になります。

그는 뼛속까지 개그맨이다.
彼は根っからの芸人だ。

その人だからこそ出来る事みたいな感じです。『どんな状況でも彼は人を笑わせてくれる、期待を裏切らない』『さすが~だ』といった感じです。

日本のお笑い芸人に例えると明石家さんまさんとかダウンタウンさんとかでしょう。
역시 아카시야 삼마는 뼛속까지 개그맨이야.

使い方2。韓国人対象 : 뼛속까지 한국인, 뼛속까지 한국사람 (根っからの韓国人)

何がどうであれ、韓国人の気質や韓国人らしさが出てしまう、隠せない。下記は一昔私が一人旅をしていた時のエピソードです。

大阪城で韓国人観光客2人が私に近寄ってきて話しかけました。

『저기요~ 사진 좀 찍어주시겠어요?』 (すみませんが写真撮っていただけますか?)

私はふとイタズラがしたくなってわざと首をかしげながら韓国語が分からないふりをして2秒位、間をおいて日本語で答えました。

『ああ~いいですよ。』 それから
『いち~、に~、さん』までちゃんと言えましたが最後にボロが出ました。
『잘 찍혔어요?』 (うまく撮れたでしょうか?)
って韓国語でしゃべってしまったのです。

역시 저는 뼛속까지 한국사람입니다 ^^

使い方3。外国人対象 : 뼛속까지 한국인, 뼛속까지 한국사람 (もはやすっかり韓国人)

外国人が長年韓国で暮らしていると段々韓国人化(?)していくケースあります。例えば最初はキムチが食べられなかった人が、いつの間にかキムチがなければ食事ができなくなるようになったら

“뼛속까지 한국사람이 다 됐네” (すっかり韓国人になったね)と言えるでしょう。

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